ジェレミーのお父さま、ダニー・アボットさんへ

2015年01月13日 22:13

ジェレミーの実のお父さま、ダニー・アボットさんが亡くなりました。ダニーさんは長い間パーキンソン病と闘っていたのですが、ここ2年間は特に病状が悪くなってしまい、ジェレミーの試合を生観戦することもできなくなってしまいました。最後の生観戦だった2013年全米で撮影したジェレミーとダニーさんの写真をご覧下さい★こちら
私はこの全米で少しお話したことがあるだけですが、大きな体で全てを包んでくれそうな、物静かでとても優しそうな方でした。(「ゴー、アレキサンダー!」という大きなかけ声でおなじみのアレン・スコットさんは、ジェレミーのママの再婚相手なので、ジェレミーにとっては義理のパパです)

ジェレミーとジェレミーのお姉ちゃん、グウェンさんは、ダニーさんの生前からマイケル・J・フォックス財団(パーキンソン病の患者支援や治療法研究等を行っています)の活動に積極的に参加していました。ダニーさんは亡くなってしまいましたが、ジェレミーとグウェンさんは、「お花やプレゼントなどは要らないので、その代わりにパパの人生を称えて、パパの名前でマイケル・J・フォックス財団に寄付をしてほしい。そしていつかパパのようにパーキンソン病で苦しむ人のいない世界になってくれたら…。」とSNSを通して呼びかけています。日本のジェレミーファンの皆さんの中にも、2人の希望を聞いて、ぜひ寄付をしたいと思っている方がいらっしゃると思います。しかし、マイケル・J・フォックス財団のサイトは英語なので、英語が苦手な方にはなかなか難しいと思い、以下で寄付方法をご説明することにしました。画像(クリックすると大きな画像が見られます)を付けて出来るだけわかりやすく書いたつもりです。長いですがどうぞご覧下さい。


1)ジェレミーの公式サイト内★こちら★のMichael J. Fox Foundationのページでジェレミーとダニーパパの写真をクリック。(ここを経由しなくても寄付ページには行けますが、”ジェレミー・アボットの公式サイトからの来訪者だ”ということがマイケル・J・フォックス財団にわかった方がいいと思うのでここからお願いします。)
寄付1

2)Make a Donationという文字の下にある3つのタブのうち、Donate in Tributeをクリック。
寄付2

3)NameにDanny Abbott、Tribute TypeはIn Honor ofを選択。
寄付3

4)少しスクロール。SEND A CARDはNo ThanksのままでOK。DONATIONは50, 75, 100, 150ドルをクリックするか、その右にある枠内に希望金額(たぶん1ドルから寄付できると思います)を入力。(Make this a MONTHLY GIFTにはチェックを入れない)
寄付4

5)少しスクロール。PAYMENT INFORMATIONという文字の下にある1つめの枠はクレジットカード番号をハイフンなしで入力。2つめはクレジットカード裏面のサイン欄にある番号の下3桁(セキュリティーコード)を入力。その下のMonthとYearはクレジットカード有効期限をそれぞれ月、年の順で選択。
寄付5

6)少しスクロール。BILLING INFORMATIONは寄付金支払者の情報です。長いので上から順に説明します。
1.Titleを選択。わからない場合、男性は”Mr.”、女性は既婚、未婚ともに使える”Ms.”を選べばいいと思います。
2.Nameにご自分の名前、名字を入力(画像は例として私の名前を入れてあります)
3.AddressはAddress Line1に番地から日本の方法とは逆順で都道府県名以外を入力。住所が長い場合はAddress Line2も使う。
Cityに都道府県名を入力。(-Ken,-Shi,-Machiなどは書いても書かなくてもOK)
Stateは何もしない。
その下のUnited Statesとある枠でJapanを選択するとStateの枠は消えます。
4.Zip Codeは郵便番号をハイフンなしで入力。
5.Contactにメールアドレスを入力。2つめのPhoneは入力しなくてOK。
6.My contact information is the same as my billing information(私の連絡先は上のBILLING INFORMATIONに入力したものと同じです)にチェックが入っているかどうか確認。Make this donation anonymous(匿名で寄付する)にはチェックを入れない(匿名がご希望であれば入れても大丈夫です)
7.オレンジ色のSubmit Donationをクリック
寄付6

7)無事に寄付が完了するとこのような画面が出ます。

ダニーさん寄付完了画面

長い説明を読んで下さってありがとうございました。ジェレミー・アボットという素晴らしいスケーターをこの世に送り出してくれたダニーさんへの感謝と尊敬を込めて、日本からもたくさんの寄付が届いたら素敵だなと思います

2014年大晦日のメッセージ

2015年01月01日 18:19

皆さん、あけましておめでとうございます!2014年大晦日、ジェレミーが素敵なメッセージをインスタグラムにアップしてくれました。全文を訳しましたのでぜひお読み下さい。このメッセージに添えられた、2014年の思い出をぎゅっと1枚に詰め込んだコラージュも素晴らしいです。こちら隅々までよーくご覧下さいね。(私も写ってます^^)

2014 was one of the most challenging, rewarding, and memorable years I've ever lived. From a 4th US title to an Olympic sized story complete with an Olympic team medal. An 18,000 person standing ovation to touring the US with @starsonice. Getting choreography from a legend to another amazing tour of "The Ice". Making the difficult decision to continue competition, changing my biomechanics and skating technique, and competing my 8th season on the #ISU Grand Prix Circuit. Capping the whole thing off by getting to spend the holidays in Colorado with my family for the first time in 4 years. But mostly this year was filled with inspiration, unconditional support, and more love than my heart could handle! Thank you all for sharing 2014 with me and being a part of my journey. You have all have carried me, humbled me, and inspired me, and I thank you from the bottom of my heart! 2014 exceeded my wildest dreams, but I'm ready to fondly say goodbye to the past and keep my sights set to the future. Here's to a beautiful, fun and prosperous 2015 full of love, peace, and acceptance around the world! ❤ Cheers!

2014年は僕がこれまで生きてきた中で最も挑戦し甲斐があって、実り多く、忘れられない年のうちのひとつだった。4度目の全米タイトルからのオリンピックサイズの物語はチームメダルで完結。1万8千人のスタンディングオベーションからスターズオンアイスの全米ツアーへ。伝説の人からの振付、そして再び“ザ・アイス”の素晴らしいツアー。競技続行の難しい決断、バイオメカニクスとスケート技術の見直し、そして8シーズン目のグランプリ・シリーズ。4年ぶりに家族とコロラドで過ごしたクリスマス休暇で全ての締めくくり。でも、この1年を満たしたもっと大切なものは、みんなからもらったインスピレーションと、無条件の応援と、僕の心が溺れちゃいそうなくらいのたくさんの愛だよ!2014年を僕と共に過ごし、僕の旅の一部になってくれたみんな、どうもありがとう。僕を支え、謙虚にさせ、そして刺激を与えてくれたみんな、心の底から感謝してる!2014年は想像を遥かに超えた素晴らしさだったけど、愛を込めて過去とさよならして、未来を見据える準備はできてる。世界中に愛と平和が満ち溢れ、みんながお互いを受け入れ合い、美しく楽しく繁栄した2015年になりますように!❤ 乾杯!

※私は英語の専門家ではありませんので、翻訳は自己流・意訳です。ご了承下さい。また、翻訳文の無断転載・無断使用は禁止です。一般の方だけでなく、テレビ局等スポーツ関連メディアの方も同様です。ご理解ご協力よろしくお願いします。


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