スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

All That Skate Spring 2011 鑑賞レポート

2011年05月10日 19:29

今年もまた、韓国にショーを観に行ってきました。例によって、私の好みに偏った内容になってしまいますが、ショーの感想などをまとめてみます。


今回のショーでは新プログラム『ホームタウン・グローリー』を滑るということだったので、とても楽しみにしていました。ジェレミーの出番は1部、2部ともに最初の方で、しかも新プロは1部で滑ったので、ショー開演後15分で私の一番のお楽しみが終わってしまうという、嬉しいような残念なような、ちょっと複雑な気分でした(笑)

ショー初日は、正直に言うとちょっと動きが硬いかな、という気がしました。もちろん、アデルの感情のこもった歌い方によく合った、静かだけれど力強さもある大人っぽい素敵なプログラムだなあ、と思ったのですが、調子の良い時の彼と比べると、少しスピードがないような、滑らかさが足りないような、そんな感じでした。「まあ、大きなショーで滑るのは今日が初めてだし、靴もおろしたてだし、もしかすると時差ボケもあるかもしれないし、仕方ないかな。」と思っていたのですが、ショーの後でジェレミーのお母さまからメールをいただいて、「風邪をひいて具合が悪かった」ということを知って納得しました。「でも今夜たっぷり眠って、スチームも使うから明日は大丈夫よ。」とお母さまがおっしゃっていたので、2日目の公演に期待することにしました。

2日目、まだプログラムを見たことがないお母さまと、いつも私のサイトに来てくださる日本の皆さんにも見ていただきたいなあと思ってビデオ撮影に挑戦しました。(ビデオはこちらです。カメラは構えるだけで目はジェレミーを直接見ていたので、あまり良い映像ではありません^^;)私の印象では、初日よりも動きが良かったように思いました。ジャンプのミスや、ステップでのつまずきもありましたが、とっても美しいプログラムだなあ、ということを初日よりも強く感じました。ホテルに戻ってビデオを公開すると、お母さまや日本の皆さんだけでなく、FBやツイッターを通じて海外のファンの方にも喜んでいただけたのですが、ジェレミー本人は、この日の演技がとても不満だったのだそうです。「これまでで最悪の出来」とFBにコメントしていました。「これがこのプログラムの本当の姿だと思われたら残念だ」というようなことも書いていたので、「ビデオを公開したのはまずかったかなぁ…」と思って焦ったのですが、お母さまによると、「ジェレミーは完璧主義者だから、自分が納得できる演技ができないと気が済まないのよ。ビデオの公開に関しては何とも思っていないわ。」とのことでした。その後本人からも、「ビデオの公開は全然問題ないし、ありがたく思ってるよ。」というコメントをもらえたので安心しました。「明日はテレビ放送もあるし、このプログラムの本当の良さを見せられるように頑張るよ。」とも書いてあったので、最終日への期待がますます高まりました。

3日目、前夜の言葉通り、演技冒頭から気合が違っていたように感じました。ひとつひとつの動きが柔らかいのにキビキビしていて、スケーティングもとても滑らかでした。昨シーズン、あまり上手く行かなかったルッツのキレも抜群だったし、なんとトリプルアクセルまで入れたのです。3日間のショーで、3Aに挑んだのはジェレミーだけです。周りが真っ暗で、スポットライトを浴びながらのジャンプはものすごく難しいのだそうですね。ステップアウトでしたが、「絶対にいい演技を見せたい」という気迫が伝わってきて感動しました。スピンはとても速く、ステップは情感たっぷりで、本当に引き込まれました。終わってしまうのが残念な、ずっと見ていたい演技でした。

新プロの話ばかりになってしまいましたが、『リズム・オブ・ラブ』も、もちろん素晴らしかったです。特に3日目はノリノリで、お客さんも大盛り上がりでした。こういった可愛らしいプログラムも、『ホームタウン・グローリー』のようなシリアスなプログラムも、どちらも自分らしく滑りこなしてしまうジェレミーは本当にすごいなぁと思います。以前、競技用のプログラムは、前年までにやったことのないタイプの曲を選ぶようにしているし、ショートとフリーも全く違う雰囲気の曲を選ぶようにしている、とインタビューで言っていましたが、エキシビションもきっとそのように心がけているのでしょうね。どんな曲でも滑れるし、テクニックも素晴らしいものを持っているのだから、あと必要なのは良い意味での偉そうな態度・雰囲気だけ、という気がするのですが、どうでしょう?(笑)私はジェレミーの演技が大好きなので、"素晴らしい・素敵・カッコいい・可愛い"などと褒めてばかりいますが、今回のような大きなショーで他のトップスケーターと比べてみると、彼に足りないものがよくわかります。皆さん本当にお客さんへのアピールが上手で、そういう部分はジェレミーはまだまだだなぁ、と思いました。(私ごときに言われたくないですよね、きっと^^;)特に、ステファン・ブライアン・イリヤの3人は、お客さんを自分の世界に引きずり込むとでも言ったらいいのでしょうか、世界的に人気のあるスケーターはやっぱり違いますね。客席ギリギリまで近付いて行ってアピールするのはもちろんのこと、リンクのどこを滑っていても、「俺を見ろ!」というオーラが凄いんです。ジェレミーはそういう感じがほとんどしなくて、「僕の世界を見てくれたら嬉しいけど、あんまりじっくり見られるとちょっと照れちゃうなぁ。」という感じなんですよね(私の勝手な印象ですが)。まあ私はそういうところも彼の良さだと思っているし、スケーターそれぞれの個性が全く違うところもフィギュアスケートの大きな魅力だと思うのですが、世界一を目指すからには"俺様オーラ"は必須ですよね(笑)ジェレミーの今後の進化に期待です;)

ところで、今回のショーのチケットは、インターネットで簡単に買えました。以前、「韓国のチケットは国民番号がないと買えない」と聞いたことがあり、実際去年のショーはチケット代行屋さんに頼んで買ったのですが、今年は自力で買いました。インターパークという韓国のプレイガイドのサイトで、座席を指定して英語で注文できました。ただひとつだけ問題があり、ホテルの住所を入力すればそこに配達してくれると書いてあったのでそのようにしたのですが、「部屋番号が書いてなかった」という理由で一旦インターパークに返送されてしまいました。そのため配送料は無駄になってしまいましたが(わずかな額です)、返送されたチケットは会場入り口で簡単に受け取れました。また、最終日のチケットは前売りが完売で買えなかったのですが、当日券でとても良い席が買えました。開演時刻の2時間半前に会場に行き、全く並ばずに楽々買えたので、簡単すぎて何だか拍子抜けでした(笑)今後、韓国にショー鑑賞に行きたい方の参考になれば幸いです。

今回の韓国旅行では、グウェンさんと韓国のジェレミーファンの友達と一緒にソウル観光をすることもできました。ショーを堪能して、観光もして、ジェレミーをきっかけに国際交流もして、とっても充実した5日間でした。
来年も開催されるなら、ぜひまた行きたいと思います。海外スケート観戦・鑑賞をしてみたいけれど勇気が出ないという方、韓国なら近いし、海外観戦・鑑賞デビューにピッタリですよ。今回の会場でも日本人をちらほら見かけました。韓国人のお客さんの大歓声も、慣れると楽しくなってきます;)私のレポートを読んで、「行ってみようかな」と思ってくださる方がひとりでもいらっしゃったら嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました!次に生ジェレミーを見られるのはいつになるでしょうか?その日を楽しみに、また地道な活動を続けたいと思います(笑)オフシーズンで情報も少なくなってしまうと思いますが、今後ともよろしくお付き合いくださいませ。



※今回のショーの写真や動画をフェイスブックにまとめてあります。ぜひ見に来てくださいね。(新しくリクエストをしてくださる方は、何でも結構ですので一言メッセージを添えていただけるとありがたいです。)


コメント

  1. Nekomam | URL | hev1gDoc

    Re: All That Skate Spring 2011 鑑賞レポート

    レポートありがとうございます。
    ジェレミーに足りない物、たしかに俺を見ろ!というアピール炸裂(悪い意味ではないですよ)
    はないかもしれませんが、俺を見ろで勝負しないところは、逆に特質すべき魅力だと思います。
    音楽と一体化するのは逆に難しく、私はジェレミーにはここを極めてもらいたいし、それが
    出来る逸材だと思っているのでジェレミーが好きなんです。
    極めたら、俺を見ろ、をしなくても誰もが見てしまう、これは逆に凄い事だと思います。
    そうなれば、俺を見ろ、という部分が非常にアースティックに出てくると思います。

  2. Minori | URL | -

    Re: Re: All That Skate Spring 2011 鑑賞レポート

    Nekomamさん

    そうですね、おっしゃる通りだと思います。
    私も、俺様アピール炸裂のジェレミーは見たくないし、それをしない彼の演技が大好きです。
    彼にはどこまでも自分の理想の芸術を追い求めて行ってほしいと思ってます。
    そして技術も素晴らしいものを持っているわけですから、
    彼なら芸術と技術を完璧に融合させて、"これこそがフィギュアスケート"というような
    最高の世界を作り出せるといつも思ってます。

    でもやっぱり最近の試合の様子を見ていると、高得点をあげて表彰台に乗るには、
    わかりやすいアピールが必須な気がするんですよね。(アピール炸裂のスケーターを
    けなしているわけではありません。そういうタイプのスケーターも、とても魅力的だと思います。)
    うーん、何だかよくわからなくなってきました^^;
    とにかく、「いい時の彼に勝つのはとても難しい」としばしば言われるくらい、
    持っている能力は素晴らしいのですから、ぜひそれを安定して発揮できるように
    なってもらいたいものですね。そうすれば、世界中が「ジェレミー・アボットは
    最高のスケーターだ」って認めてくれますよね!^^近い将来、きっとそうなると信じてます!

  3. まきこ | URL | -

    Re: All That Skate Spring 2011 鑑賞レポート

    Minoriさんのレポート、いつもわかりやすくて素敵です。ありがとうございます。
    金髪ジェレミー、思ったよりカッコイイ!新しいプログラムも、滑りが綺麗で
    いいですね~。
    来季は、ジェレミーにとって、すっごいいいシーズンになるような期待が高まり
    ました。26歳。まだまだやれる!!

  4. Minori | URL | -

    Re: Re: All That Skate Spring 2011 鑑賞レポート

    まきこさん

    私のレポートを楽しんでいただけて、とっても嬉しいです!!
    ありがとうございます^^
    26歳はスケーターとしては年齢が上ですが、ジェレミーなら大丈夫ですよね!
    彼はこのままで終わる人じゃないと思ってます!
    来季に超期待!ですよね^^

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。